セキュリティを強くしたら、業務効率も評価も上がった話

2026年1月14日現場で起きた変な話

セキュリティを強くしたら、業務効率も評価も上がった話

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― メールをやめただけで、なぜかみんな幸せになった ―


導入|セキュリティ対策って、だいたい嫌われる

セキュリティの話をすると、
だいたい空気が一段階重くなります。

  • 「またルール増えるんでしょ」
  • 「手間が増えるやつですよね」
  • 「結局、現場が我慢するやつ」

はい、分かります。
私も逆の立場なら、たぶんそう思います。


当時の状況|メール、メール、添付、添付

私がセキュリティコンサルとして関わった企業では、

  • 社内外の連絡は基本メール
  • ファイルもメール添付
  • もちろん機密情報も添付

という、
ザ・メール文化な状態でした。

誤送信?
あります。
ヒヤリハット?
あります。
でも業務は回ってる。

だから余計に、
変わらない。


よくある対策案|ルールを盛る方向

普通なら、こうなります。

  • 添付ファイルは暗号化
  • パスワードは別送
  • 誤送信防止ツール導入
  • 細かい運用ルール追加

はい、正しいです。
でも現場の反応はだいたいこう。

「……面倒くさくなりましたよね?」


発想転換|守ろうとするのをやめた

そこで考え方を変えました。

「どう守るか」ではなく、

「そもそも、なぜメールでやってるんだっけ?」

というところから。


やったこと|実は2つだけ

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大げさなことはしていません。

  1. 連絡はチャットに一本化
  2. ファイルはクラウド共有して、URLを貼る

以上です。

メール?
基本使いません。
添付?
しません。


ポイント|誰にも我慢させていない

このやり方のいいところは、

  • 暗号化しなくていい
  • パスワード別送しなくていい
  • 添付容量を気にしなくていい
  • 「最新版どれ?」問題が消える

つまり、

セキュリティが上がったのに、仕事が楽

という、
本来あるべき状態になりました。


効果|事故が起きにくくなった(自然に)

結果として、

  • 誤送信リスクは激減
  • ファイルのアクセス権も管理できる
  • 誰が見たかも分かる

でも現場はこう言います。

「なんか、仕事しやすくなりましたね」

はい、それで正解です。


想定外の副産物|評価が上がった人がいた

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ここからが、個人的に一番嬉しかった話です。

この施策を担当していた
相手企業のセキュリティ施策プロジェクト担当者が、
「担当者になってくれて良かった」と社内で評価されたことです。

理由はシンプル。

  • 事故が減った
  • 文句も出なかった
  • むしろ業務が速くなった

つまり、

「セキュリティなのに、邪魔してない」

という珍しい評価を得たわけです。


なぜ評価されたのか|締め付けなかったから

この施策でやらなかったことがあります。

  • 現場を脅さない
  • ミスを責めない
  • ルールで縛らない

やったのは、

仕事の流れを、今の時代に合わせただけ

それだけでした。


セキュリティ観の話|守るのは人じゃない

この経験で、確信しました。

セキュリティは、

  • 人を信用しない仕組み
    ではなく
  • 人が事故を起こしにくい流れ

を作る仕事です。

「気をつけましょう」は、
だいたい何も解決しません。


今なら?生成AI?関係ある?

あります。
でも本質は変わりません。

  • メール前提
  • 添付前提
  • 個人責任前提

この構造のままなら、
ツールが何でも事故は起きます。


まとめ|評価を上げたのは、技術じゃなかった

この話で評価されたのは、

  • 高度な暗号
  • 難しい仕組み
  • 最新ツール

ではありません。

「それ、そもそもやり方変えません?」

と言えたことでした。

※本音を言うと、業務連絡でメールとか勘弁してくれという気持ちが行動を後押ししました。


おまけ|この話が刺さる人

  • セキュリティ担当なのに嫌われがちな人
  • ルール増やすしか思いつかなくなっている人
  • 「ちゃんとやってるのに報われない」と感じている人

たぶんあなたの問題は、
技術不足じゃないです。