優秀なオラクル社員の話
優秀なオラクル社員の話

― こういう人たちが跋扈する世界かと思って、少しだけ気が重くなった ―
導入|まず前提:オラクルは「強い」
先に前提だけ置かせてください。
日本オラクル は、
言わずと知れた 世界最大級のエンタープライズIT企業
Oracle Corporation の日本法人です。
- 基幹システム
- データベース
- ERP
- クラウド
この辺りの世界では、
「知らない人の方が珍しい」レベルのメジャー企業。
で、その日本オラクルのメンバーと
基幹システムのリプレイス現場で一緒に仕事をしたことがあります。
第一印象|なんか…全体的に仕上がってる
まず、エースポジションの社員。
- 見た目:スマート
- 物腰:柔らかい
- 動き:テキパキ
「仕事できる人」の
テンプレ全部入りみたいな人たち。
威圧感はない。
でも、隙もない。
そんな人が何人もいる。
マネージャー|のほほん系、しかし油断禁止
さらに印象的だったのが、
チームをまとめているマネージャー。
- 口調は穏やか
- 雰囲気はのほほん
- なんなら愛されキャラ
一見すると、
「この人、ほんとに偉い人?」
って思うレベル。
実際、メンバーからイジられている場面を何度も見たし。
でも実態|口に蜜あり、腹に剣あり
ところが。
契約の話、責任分界点、
自社にとって肝になる部分に差し掛かると、
- 一切譲らない
- 曖昧にしない
- その場で決め切る
あ、この人、めちゃくちゃ強い
と気づきます。
穏やかだけど、
絶対に守るラインは死守する。
体力面|人間やめてる疑惑

正直、これも衝撃でした。
- 深夜残業
- 早朝出社
- 障害対応
それでも、
疲れた顔を一切見せない
たぶん過去に、
もっと地獄みたいな修羅場を
何度もくぐってきてるんだと思います。
障害対応|まったく、うろたえない
トラブルが起きても、
- 慌てない
- 声を荒げない
- 不安を周囲に伝播させない
こちらが内心
「やばくない?大丈夫?」
と思っていても、
「状況は把握してます。復旧は1時間後です」
で終わる。
強い。
ミーティング|もはやトークショー

これもすごかった。
- 話がうまい
- 構成がきれい
- 例え話が的確
- 空気を掴む
気づくと、
ミーティングが普通に面白い
華がある。
引き込まれる。
仕事の進め方|前倒しがデフォルト
しかも、
- スケジュール前倒しリリース
- それで終わらず
- プロジェクト独自のアイデアを売り込んでくる
「言われたことだけやる」
という発想が、最初からない。
周囲の反応|あの怖いリーダーが警戒していた
以前書いた、
あの「怖いリーダー」も、
このチームには警戒心を抱かざるを得ない場面がありました。
「下手すると、ウチの業務押さえられるぞ」
※ これは
「会社の仕事が奪われる」
という意味ではありません。
本当の懸念|業務が“見えてしまう”怖さ
何が怖かったかというと、
- 業務プロセスが
- システム的に完全に把握され
- システム側から業務フローを制御できる状態になること
つまり、
「業務の主導権が、システム側に移る」
という未来です。
これ、
ITをやってる人ほど分かる怖さだと思います。
正直な気持ち|勝負する相手、強すぎない?
当時、素直に思いました。
「ああ、こういう人たちと勝負する世界なんだな……」
ちょっとだけ、
気が重くなりました。
それでも|今の自分の理想像になっている
不思議なもので。
- 悔しさや対抗心は湧かなかった(レベル違いすぎて)
- むしろ尊敬が残った
今でも、
自分が目指すエンジニア像のベース
には、
このとき見たオラクルの人たちがいます。
まとめ|「強い現場」を見たという財産
この経験で得たのは、
- 技術知識
- 業務知識
以上に、
「プロとして完成度が高い人たち」を間近で見た記憶
でした。
あのとき少し気が重くなったのは、
それだけ本物だったということだと思います。
「フォントサイズが一箇所違っているから納品しなおしたい」
と言われたことを今でも思い出します。
神は細部に宿ることを確信しました。
おまけ|この話が刺さる人
- 大手ベンダーと仕事して圧を感じたことがある人
- 「自分、まだまだだな」と思った瞬間を覚えている人
- それでも逃げずに、この業界にいる人
たぶんあなたも、
ちゃんと前に進んでます。