【Vagrant】ローカルにLinux環境をつくる

2023年8月5日Linux

ローカルにLinuxの仮想環境をつくる


処理概要

  • Vagrantを使ってローカルにLinux環境をつくる
  • OS:CentOS7
  • Macで作業する場合は事前に Homebrew をインストールしておく

VirtualBoxのインストール

Windows

Mac

  • Homebrewからインストールする
brew cask install VirtualBox
  • インストール済みの場合はアップデートする
brew cask reinstall VirtualBox
  • バージョンを表示して確認する
VirtualBox --version

Vagrantのインストール

Windows

  • 下記Vagrantのダウンロードページへアクセスする
  • WINDOWSカテゴリから対象bit数のインストーラをダウンロードして実行する

Mac

  • Homebrewからインストールする
brew cask install vagrant
# バージョンの確認
vagrant --version
  • インストール済みの場合はアップデートする
brew cask reinstall vagrant

Box作成の準備

コマンドプロンプト、ターミナルから作業する

  • VagrantのBox用ディレクトリを作成する
mkdir vagrant
cd vagrant
  • Boxごとにディレクトリ分けしたほうが管理しやすいため各Box用のディレクトリを作成する
mkdir dev-centos7
cd dev-centos7

Boxの追加

  • Box公開ページへアクセスする

  • 対象となるBoxのURLをコピーしておく

  • Boxを追加する

# vagrant box add [Box名] [コピーしたBoxのURL]
vagrant box add dev-centos7 https://github.com/CommanderK5/packer-centos-template/releases/download/0.7.2/vagrant-centos-7.2.box
  • Boxを初期化する
    • 初期化するとBox名のディレクトリに Vagrantfile が作成される
# vagrant init [Box名]
vagrant init dev-centos7

Vagrantfileの編集

  • 作成された Vagrantfile の下記の行をコメントインして保存する
  • このIPアドレスを指定してSSH接続する
  • ブラウザからこのアドレスを指定するとWebサーバへのアクセスができる
config.vm.network "private_network", ip: "192.168.33.10"

フォルダを共有する設定(任意)

  • ホスト端末の share フォルダとゲスト端末の /tmp/share フォルダを共有する設定
  • create: true はフォルダがなかった場合作成するオプション
config.vm.synced_folder "./share", "/tmp/share", owner: "vagrant", group: "vagrant" , create: true

Boxの起動

  • Vagrantfile と同一のディレクトリでコマンドを実行する
vagrant up

ターミナルからBoxにアクセスする

  • Boxが起動している状態でTeraTermなどからアクセスする
TCP/IP ホスト:192.168.33.10
TCPポート:22
サービス:SSH SSHバージョン:SSH2
ログインユーザ:vagrant
パスワード:vagrant
※rootもパスワードは同じ
  • Vagrantfile の編集を行わなくても次の設定でアクセス可能
TCP/IP ホスト:127.0.0.1
TCPポート:2222
サービス:SSH SSHバージョン:SSH2

Linux

Posted by junichi